豪華な雰囲気で日常の溜まった疲れを忘れさせてくれる高級ホテル。
ただその場にいるだけでも贅沢な気分になれるものです。
そんな高級ホテルのような贅沢な空間を自宅にも取り入れてみたいと思ったことはありませんか?
インテリアを変えることで、自宅でも高級ホテルでの贅沢な時間を味わうことが可能です。
高級ホテルのようなインテリアにするにはどのような点に気を付ければ良いか見ていきましょう。

  1. 高級ホテルのようなインテリアとは
  2. 全体の統一感が大切
  3. 清潔感は常に必須項目
  4. 住むうえでの快適さも重要
  5. 高級ホテルを思わせるインテリア

高級ホテルのようなインテリアとは

高級ホテルはいったい何が特別なのでしょうか。
高級感あふれる洗練されたデザイン?もちろんデザイン性や材質なども大切な要素ですが、決してそれだけではありません。
まず大切なのが、手入れがきちんと行き届いていて、どんな人でもリラックスできるように管理されているということです。
どんなに素敵なインテリアを並べていたとしても、表面が剥げていたり、シミがついていたりするのが目につくようでは、あまりその空間に長居したいとは思えないものです。
そこでゆっくり過ごしたいと思えるような空間づくりを日々意識することが大切になってきます。

また、常に清潔感を保ち続けることも大切です。
ホテルの部屋に入った瞬間を思い出してみてください。
汚れ・くもりが一切ないように磨かれたインテリアに、シワ一つなくピンと張ったシーツ。
洗練されたインテリアもさることながら、その徹底された清潔感があなたに非日常感を味わわせてくれるのです。
さらに、高級ホテルのインテリアは宿泊客が快適に過ごせるように計算されて配置されているのも特徴です。
安いビジネスホテルに泊まり、残った仕事を部屋で終わらせてしまおうとノートパソコンをデスクに置いたとき、デスクの狭さに使いづらさを感じたことはありませんか?
デスクとベッドの間が狭くて、椅子に座るのも一苦労なんてこともあります。
しかし、高級ホテルでは決してそのようなことはありません。
それは、お客様がどのようにして部屋で過ごすかを想定し、あらゆるシーンで快適に使えるように配慮されているからです。
高級ホテルのような空間づくりを目指すのならば、部屋で過ごす全ての時間を快適に過ごせるようなインテリアでなければなりません。
高級ホテル, インテリア

全体の統一感が大切

どのようなインテリアを置くか具体的に考える前に、まずは部屋のテーマを決めましょう。
どんなに素敵なインテリアを揃えても、インテリア同士に統一感がなければ、部屋全体がごちゃごちゃとした印象になってしまい、落ち着ける空間ではなくなってしまいます。

テーマの決め方は色々あります。
特定の国や地域をイメージしながらインテリアを選ぶと、一気に非日常感が高まります。
例えば白を基調とした北欧をテーマにすれば、清潔感あふれ洗練された部屋に。
アジアンテイスト漂うインテリアを中心に揃えれば、リゾートホテルのような空間を演出することができます。
また、時代別にテーマを決めるのも良いかもしれません。
優美で繊細なデザインが特徴的なロココ調のインテリアで部屋をコーディネートすれば、優雅な時間を過ごすことができるでしょう。
全体的なテーマが決まったら、次はどのような色合いにするかを決めていきましょう。
決める色は全部で3色です。
まずは壁や床のような大きな面積を占めるベースカラーを決めます。
白などの膨張色の方が、部屋を広く感じることができます。
次はソファやテーブル、ベッドなどの大きめの家具に使うアソートカラーを決めます。
アソートカラーによって部屋の雰囲気が大きく変わるので、慎重に決めましょう。
そして最後にアクセントカラーを決めます。
アクセントカラーは差し色のことで、小さめのインテリアや小物に使用します。
他の2色と対照的な色にすることで、部屋を引き締める効果が得られます。
インテリアを選ぶ際にはデザインや色だけでなく、素材にも気を使いましょう。
せっかく色味やテーマを統一させても、素材がバラバラだと部屋に統一感が欠けてしまいます。
レザーや木目調、好きな素材を選んで構いませんが、素材でも統一感を持たせることを忘れないようにしましょう。
インテリア 高級

清潔感は常に必須項目

生活する上で必ず出てきてしまうのがゴミや汚れ。
これらが目につくだけで、一気に生活感が出てきてしまいます。
したがって、高級ホテルのような空間を目指すのならば、常に清潔感があるように心がけて生活しなければなりません。
ホテルで一番印象に残る部分と言えばベッドです。
シワ一つない完璧なベッドメイキングを見ただけで、高級ホテルを訪れていると実感することができます。
つまり、自宅でもベッドをきれいな状態に保つだけで、ホテルのような特別感を演出することができるという訳です。
起きた後は布団を乱れたままにせず、きれいに整えることを習慣づけましょう。
また、用が済んだ飲食物もすぐに片付けるように気をつけてください。
食べ終わった食器などはもちろんのこと、お菓子やペットボトルなども片付けずにそのままにしておくだけで、一気に生活感が出てきてしまいます。
せっかくのインテリアを台無しにしないよう、生活感が出る飲食物は目の届かないところに置いておくのがベストです。
そして当然ながら掃除はこまめに行いましょう。
豪華な佇まいのインテリアも、埃をかぶっているようでは魅力が半減です。
また、材質によっては汚れたままにしておくことで傷んでしまうものもあります。
日頃からこまめに掃除しておけば頑固な汚れはつきにくくなるので、大変な労力と時間をかけて大掃除する必要もなくなります。
高級ホテル, インテリア

住むうえでの快適さも重要

ただセンスの良いインテリアを並べて清潔に保つだけでは、今一歩高級ホテルには届きません。
高級ホテルが宿泊客のために快適さを重要視しているように、快適に暮らせる部屋作りを目指しましょう。
生活感のない非日常的な空間が高級ホテルの魅力ではありますが、あまりにも生活感がなさすぎるのは考え物です。
全く生活感がない空間にいると、人はどうしてもリラックスすることができません。
自分が快適に過ごすために必要と考えられる最低限の生活感を残しておくのも一つの手です。
また、快適に過ごせるような工夫を取り入れるのも大切です。
例えば、日々の動線を意識してインテリアを配置することで、生活の中で無駄な動きを減らすことに繋がります。
実際に生活している中で感じる不便な部分に目を向けることで、快適に過ごすためのヒントを見つけることができます。
高級ホテル顔負けの快適さを手に入れられるように、色々と工夫してみましょう。

高級ホテルを思わせるインテリア

どのような点に気をつければ高級ホテルに近づくか分かったところで、実際にどんなアイテムがより高級ホテル感を演出してくれるのか見ていきましょう。
リゾートホテルなどで見かけるシーリングファンを取り付ければ、部屋の雰囲気が一気に変わります。
デザイン次第で部屋をリゾート風やスタイリッシュに仕上げることができます。
もちろん実用性もあります。エアコンから出た空気が部屋全体に行き渡るようになるので、部屋のどこにいても快適な温度で過ごせるようになります。
また、ホテルではお馴染みのダウンライト照明を取り入れることで、ぐっと部屋が高級ホテルのような雰囲気になります。
ダウンライト照明は明るくなり過ぎないので、光の刺激によって寝つきが悪くなるのを防ぐ効果もあります。
生活感をなくしたいのなら、テレビを壁掛けのタイプに変えるのも一つの手です。
このとき、コードがむき出しで垂れ下がっていると格好悪いので、コード対策は忘れずにしておきましょう。高級ホテル, インテリア

インテリアしだいで素敵な部屋に!

狭い部屋でもインテリア次第で雰囲気はガラッと変わります。
工夫次第で憧れの高級ホテル風にすることも可能です。
ただし、インテリアを揃えるだけでは最初のうちしか高級ホテルのような雰囲気は味わえません。
大切なのは、高級ホテルに似つかわしい清潔感と快適さをキープすることです。
壁や床の色、広さや明るさなど部屋全体を見て、あなたにピッタリな部屋のテーマを探しましょう。
そして、そんなテーマに合う素敵なインテリアを選べば、あなたのためだけに作られた高級ホテルが出来上がるはずです。