自宅の中に虫が入ってくるのは誰でも嫌なものです。
その中でも最も遭遇したくない虫と言えば、やはりゴキブリでしょう。
繁殖力が強く、動きが素早いので、見つけてしまうと撃退するにもなかなか一苦労です。
しかしこのゴキブリ、マンションの高層階ならば入ってこないのではないでしょうか?
今回は、マンションの何階以上であれば、ゴキブリに遭遇しないのかについて解説します。

  1. 高層階ならばゴキブリがいない?
  2. ゴキブリがいないのは何階以上?
  3. ゴキブリが現れやすい環境とは
  4. ゴキブリを可能な限り入れない工夫
  5. ゴキブリが入りにくい環境を作ろう

高層階ならばゴキブリがいない?

そもそも高階層にはゴキブリはいないのでしょうか?ゴキブリの生態から少し考えてみましょう。
まず、ゴキブリは地面を動き回るほか、飛ぶことができます。
ただし、その飛び方は、高い位置から低い位置への移動であることがほとんどです。
例えば地面から天井などの高い位置へはあまりうまく飛べないようです。
つまり、飛べることには飛べるものの、それほど高く飛ぶことはできません。
マンションの階数でいえば、3階以上まで飛ぶことはまず不可能です。
また、ゴキブリの中には羽があっても飛べない種類もいます。
ゴキブリが高層階まで飛んで侵入してくる可能性はあまり考える必要はないでしょう。
しかし、高い位置まで飛べないからといって、ゴキブリが高い位置まで移動できないわけではありません。
マンションにはエレベーターや階段など、高階層まで移動するための設備が備え付けられています。
これはもちろんゴキブリにとっての移動手段にもなり得ます。
また、マンション内には様々な配管が通っています。
体の小さいゴキブリには、この配管も立派な移動経路の1つになります。
このような地面や壁、配管内などを伝ってゴキブリが高い位置まで移動する可能性は十分にあります。
したがって、1階ほどではないにしろ、高層階であってもゴキブリに遭遇する可能性はゼロではないということになります。
実際、高層マンションの最上階でゴキブリに遭遇したケースなどもあるようです。

ゴキブリがいないのは何階以上?

それでは、具体的に何階以上であればゴキブリの姿を見ずに済むのでしょうか?
「マイナビ賃貸」がマイナビニュース会員238人に実施したアンケートによると、1階に住んでいる人の約3割が年に3回以上ゴキブリに遭遇していますが、3~4階になると年3回以上遭遇する確率は15%まで下がるようです。
なお、11階以上に住んでいる場合は、約半数の人がゴキブリに遭遇せず、残りの約半数の人が年1~2回遭遇するという結果になっています。
つまり、3~4階に住んでいる人がゴキブリに遭遇する確率は、1階に住んでいる人の半分となり、さらに高層階になると、ゴキブリに全く遭遇しないか、もしくは遭遇してもかなり少ない回数で済むということです。
これらのことから、マンションの階数が高ければ高いほど、ゴキブリに遭遇しにくくなるということは事実であると考えられます。
ゴキブリと極力遭遇したくない方は、11階以上を1つの目安としても良いかもしれません。
ただし、前述したとおり、ゴキブリには様々な侵入経路がありますので、どれほどの高層階であっても、完全にゴキブリの侵入を断つということは難しいようです。
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ゴキブリが現れやすい環境とは

ゴキブリが家に出没する要因とは一体何なのでしょうか?
要因として、ゴキブリが現れやすい環境というものがあります。
どんなに高層階に住んでいても、ゴキブリに遭遇してしまうことがあるのは、環境が大きく影響している可能性があるということです。
それではどんな環境であればゴキブリが現れやすいのか、いくつか紹介しましょう。
まずは、近くに公園がある場合です。
公園は木や草など、緑が植えられていることが多い場所です。
この緑の中はゴキブリが育ちやすい環境でもあります。
よって、マンションの近くに公園があると、そこで育ったゴキブリが高層階でも侵入してくる可能性があります。
公園のほかには、川にも注意が必要です。
マンションの近くに川があると、室内にも少し湿気が溜まりやすくなります。
この湿気が高く、ジメジメした環境がゴキブリは大好きですので、格好の住処になってしまう恐れもあります。
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また、マンションの1階に飲食店が入っている場合も、ゴキブリは現れやすくなります。
ゴキブリが好きな環境として、エサが豊富である・暖かい・湿気がある・水場が近い・暗い、などが挙げられますが、これらの条件が全てあてはまるのが飲食店なのです。
つまり、ゴキブリにとって飲食店は最高の環境と言えます。
また、スーパーやコンビニエンスストアも、同じような環境に分類されます。
したがって、1階が飲食店やそれに類するような店舗である場合はゴキブリが非常に集まりやすいため、高層階であってもゴキブリが現れる可能性が高くなるというわけです。

ゴキブリを可能な限り入れない工夫

どんな高層階でも遭遇する可能性のあるゴキブリですが、可能な限り入れない工夫をすることはできます。
いろいろな工夫をすれば、室内でバッタリ遭遇する確率はかなり低くなるはずです。
それではどのような工夫をすればいいのか、具体的に説明しましょう。
まずは、こまめに掃除をして、常に室内をきれいにしておくことです。ゴキブリはゴミやほこりが大好物です。
掃除をせずに室内の汚れを放置していると、ゴキブリが集まる原因になります。
ゴミ袋を室内に放置しておくのも危険です。
また、段ボールなどはつい室内に溜めてしまいがちですが、暖かくて少し隙間があるため、ゴキブリの格好の住処にもエサにもなりますので特に注意が必要です。
定期的な掃除を心がけ、ゴキブリのエサになるようなものを溜めないようにしましょう。
マンション, ゴキブリ, 何階次に侵入経路に関しての工夫です。
ゴキブリは小さな隙間や驚くような空間から侵入してきます。
例えばエアコンのダクトです。
エアコンはホースを通じて室内から室外へ排気していますが、この排気口からゴキブリが侵入することがあります。
防ぐためには、専用のダクトキャップをつけたり、ホースの位置を侵入しづらい位置に変えたりするなどの対策が必要です。
台所の水道管の小さな隙間なども、ゴキブリにとっては十分入り込めるスペースです。
パテで埋めてしまうなど、隙間を残さないような工夫をしましょう。
また、洗濯機の排水溝も侵入経路の1つです。
湿気やゴミが溜まりやすく、ジメジメした排水溝はゴキブリにとって居心地のいい場所です。
排水溝をこまめに掃除する、隙間がないように目張りなどをする、殺虫剤を流すなど、いろいろな方法がありますので必ず対策しておきましょう。
なお、実は衣服にはゴキブリの卵がつきやすく、外から帰ってきたときに、知らず知らず卵の状態でゴキブリを侵入させてしまうことがあります。
家に入る前には必ず衣服をはたいてきれいにしましょう。
さらに、室内にゴキブリ用の撃退グッズを置くのも効果的です。
市販のゴキブリ駆除用品や、ホウ酸団子などの毒エサを設置する方法がポピュラーです。
また、ゴキブリが嫌うハーブを侵入しそうなところに置いたり、同じくゴキブリの嫌いなアロマや柑橘系の匂いを噴き付けたりするのも良いでしょう。
このように、ゴキブリの侵入を防ぐための様々な方法がありますので、家の構造を確認しながら対策してみてください。

ゴキブリが入りにくい環境を作ろう

ゴキブリは様々な経路で移動することができるので、たとえ高層階であっても遭遇してしまう可能性はあります。
しかし、いろいろな対策をすることで、ゴキブリの侵入をできるだけ阻止することは可能です。
ゴキブリの侵入を防ぐためには、ゴキブリの侵入経路を断つことや、ゴキブリが嫌いな環境づくりをする、きれいな環境を維持するなど、工夫することが大切です。
しっかり対策をしてゴキブリをシャットダウンし、快適なマンション生活を送りましょう。